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よくあるご質問 鼻について

耳鼻咽喉科・アレルギー科 たなかクリニック院長がお答えします!

鼻について

Q1アレルギー性鼻炎は治りますか?

A1アレルギー自体は体質になりますので、基本的には一度アレルギー反応が起こるようになってしまうと治らないということになります。
減感作療法という治療が完全にアレルギーを治す唯一の方法となりますが、効果の程度や治療期間などを考慮すると万人にお勧めすることは出来ません。ただし、症状の緩和ということであれば方法がないわけではありません。(内服薬や点鼻薬の併用が一般的ですが・・・。)

Q2蓄膿症といわれました。どんな治療をするのでしょうか?

A2蓄膿症は正式には慢性副鼻腔炎といいます。今はまずマクロライド系の抗生物質を1ヶ月~3ヶ月服用し、同時にネブライザー療法などを行う治療が一般的です。ただし、全例がマクロライド療法で治癒するわけではなく、3ヶ月経過してもレントゲン上の炎症所見が消えない場合は手術治療を行う場合もあります。個人的な意見としては、炎症所見が残っていても自覚症状が軽減していれば手術治療を行わなくてもよいのではないかと思っています。ただ、風邪を引いたりすると鼻の症状がなかなかとれない、とか鼻がノドに流れやすくてノドの痛みやイガイガした感じが長引く、といったことは起こりやすいと思います。)
また、左右どちらか一方だけが極端に悪く、虫歯などもない場合は、患者様の年齢などを考慮して手術をお勧めする場合があります。(腫瘍性病変の可能性や、真菌症(カビによる炎症)などが考えられるため、フツーの蓄膿症であるか確認するために手術を受けていただくことがあります。)

Q3少し前から鼻血が良く出ます。

A3出血の程度にもよりますが、多く見られるのは鼻の入り口近くに出血を起こしやすい場所があり、鼻をかむ、などの物理的な刺激を受けやすい場所ですので、ここに傷がついて出血している場合です。
これは一番数が多く、心配の要らない鼻血なのですが、長引くこともあります。
基本的には鼻の中の傷も手足の擦り傷と同じように治りますが、鼻の中は皮膚と違って湿っていることもあり、かさぶたが付いてもはがれやすく、傷が治りにくいため、かさぶたがはがれて血が出るといったことが長く続くことがあります。

Q4鼻血が出た場合にはどうしたらよいですか?

A4基本的にはあごを引いてうつむく姿勢をとり、鼻に綿をつめて鼻翼(小鼻)をつまんでぎゅっと圧迫するのが一番です。10分~15分押さえ続ける必要があります。
ノドに血が流れてくるようであれば、飲み込まずに吐き出します(飲み込んでいると、後で腹痛を生じたり、吐き気がしたりします。)
これで鼻の入り口付近から出ている一般的な鼻血は止まるハズですが、とまらない場合は鼻の奥の方や、上の方などから出血している可能性があるため、耳鼻咽喉科で診察を受けていただかなければいけません。

Q5ニオイがわかりません。治す方法はあるのでしょうか?

A5ニオイがわからない(=嗅覚障害)場合、一時的にニオイがニオイを感じる部位(神経)に届かなくてにおわない場合やニオイの神経自体がダメージを受けている場合があります。
後者の場合改善は困難です。また前者の場合でも、あまり長期間にわたると、ニオイの神経が萎縮してしまい、後者と同じ神経のダメージになってしまいます。
できるだけ早い時期に耳鼻咽喉科を受診していただくほうがよいでしょう。
治療としては、点鼻薬をニオイを感じる部分に届くようにさしていただく治療が一般的です。